2026年からのCO2排出規制で
コスト削減をお考えの企業様へ
新進商事株式会社の
オイル再利用サービス
その廃油、再生すればゼロカーボンへ
令和3年に環境省が発表した報告書によれば、令和2年度に排出された廃油の内、42%が再生利用・56%が減量化(焼却など)2%が最終処分されています。産業廃棄物業者に委託して焼却ではなく、ゼロカーボンなど環境への配慮を考えるのであればさらに廃油の再生が重要です。
- 不水溶性切削油
- プレス油
- プレス油
- 油圧作動油
先進的な再生技術でオイルを再生、さらに安心な品質検査オイルの保管状況に合わせた引取りや充填・出荷に対応
油材用途や使用状況を把握し、最適なご提案をいたします
ご依頼・お問い合わせ・利用中のオイル調整などご希望の方
ご利用中のオイルが再生できるか調査を行い
最適な再利用のご提案をいたします。
切削油購入量や廃棄量が多くコストや環境面で課題のあった企業が廃油を再生し、加工性能維持のため親油とブレンドした結果、排気量また費用も大きく削減が実現しました。
※当社サービスの導入効果例
廃油排出量削減効果
95%
削減
油材購入費用削減効果
65%
削減
【ご提案例】
御社ご使用切削油が「ダフニーカットAG15HF」
の場合の再生利用の御提案例
再生油とは使用済み潤滑油の劣化成物や混入異物を分離除去して再生した油になります。再生方法には3つの方法があり、これらを廃油の劣化状況や混入異物の種類に応じ、処理を行います。
試験項目 | 動粘度40°C mm2/s | 酸価 mgKOH/g | 引火点(COC法) | 水分 |
---|---|---|---|---|
単位 | g/cm3 | mm2/s | mm2/s | wt% |
試験結果 (新油) |
||||
試験結果 (再生前) |
17.53 | 1.29 | 244 | 0.06 |
試験結果 (再生処理後) |
17.53 | 1.24 | 240 | 0.01 |
所見 | 粘度も新油にニア状態 (問題なし) |
引火点もニア状態 | 水分量は大幅に除去 |
上記のようにご利用中の切削油を調査して最適なご提案を行います。
ご依頼・お問い合わせ・利用中のオイル調整などご希望の方
本サービスの導入効果例
油性切削油を再利用。新油とブレンド使用することで加工性と使用量削減を両立
切削油購入量や廃棄量が多くコスト・環境面で問題あり
水溶性では難しい加工のため、油性切削油を使用。切粉台車の油をタンクに戻す等の工夫をしているが、廃棄量が多く問題となっていた。
廃油を再生し、加工性能維持を目的として新油とブレンド
切削油の廃油をドラムに分別保管。再生油の加工性を確認したうえで、新油とブレンドし利用する選択を取った。
切削油廃棄量を約95%削減購入費用も約60%削減
廃油を再生油として処理することで廃棄量を大幅に削減できた。ブレンド用に新油を購入しつつも再生利用により費用も大きく低減。
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日本の製造業向けたCO2排出規制について
2024年3月現在の状況では、2026年からの日本の製造業向けCO2排出規制は、GX-ETS(排出量取引)の導入と、スコープ3の排出量に関する開示義務の導入が話題になっています。これらの制度は、製造業を含む企業が直面する環境負荷低減の取り組みにおいて、大きな転換点となることが予想されます。
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GX-ETS(排出量取引制度)
2026年度から日本で排出量取引制「GX-ETS」が本格スタートします。これは、政府による「GX実行会議」で議論されたカーボンプライシングの一環として導入され、2028年度からは炭素に対する賦課金も導入される予定です。GX-ETSは、企業が自主的に設定した排出量削減目標に基づき、達成状況を第三者評価を受けながら進める「プレッジ&レビュー」方式を採用しています。この制度により、排出量の削減や排出権の取引が促進されることが期待されています。
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スコープ3の排出量開示義務
スコープ3の排出量に関しては、2027年から開示義務が始まります。これにより、企業は自社の直接排出に加え、サプライチェーン全体を通じた間接排出量も公開する必要があります。この措置は、製造業にとってサプライチェーン全体の炭素足跡を理解し、削減策を講じるための動機づけになると同時に、消費者や投資家に対する情報開示の透明性を高めることにも寄与します。
その廃油、再生すればゼロカーボンへ